蓮田市議会報告2026年夏号

蓮田市議会令和8年6月定例会のご報告

 令和8年6月定例会は、6月16日に開会し市長提出議案28件を同意・承認・可決、議員提出議案2件を同意・可決し、7月8日に閉会しました。夏号では、一般質問の主な内容と重要な議案についてご報告させていただきます。

関根もりおの一般質問(6/29)に関するご報告

公立保育園について




質問
待機児童の現状は。

答弁
令和8年6月時点の待機児童数は3人。
黒浜保育園蓮田市立黒浜保育園の外観


質問
障がいがある児童の受け入れの現状は。また、希望する園に入園できるか。

答弁
令和8年4月1日現在、公立保育園に在園しながら療育を受けている児童は24人。利用先については、各園の利用定員の状況等を総合的に判断したうえで決定している。

質問
アレルギーがある児童への対応は。

答弁
食物アレルギー事故の未然防止のための取組として、医療機関で医師に記入していただいた生活管理指導票をもとに個々の状況を把握し園児への対応を行っている。アレルギー症状が発生した場合には、「保育園給食食物アレルギー児童対応マニュアル」等に基づき適切に対応している。
暖飯器
暖飯器


質問
完全給食の検討状況は。また、対応可能な園から実施してはどうか。

答弁
現在、完全給食(主食の提供)導入の検討を進めており、各園の設備状況や運営方法、人員体制などの状況を精査している段階。令和9年度から段階的導入に向けた計画を取りまとめている。


質問
黒浜保育園の老朽化対策の検討状況は。

答弁
黒浜保育園は、昭和51年に竣工し、昭和52年の開園以来、約49年間にわたり地域の子育て支援サービスを提供してきた。長年の使用に伴い施設の各所に老朽化がみられるが不具合が発生した場合には必要な対応を行っている。

質問
黒浜保育園を隣地に移設してはどうか。併せて、隣接する道路(市道1364号線)を改良してはどうか。

答弁
現在のところ黒浜保育園を改築する予定はない。また、市道1364号線は近隣住民が利用している生活道路であるが現在のところ改良する予定はない。
黒浜保育園改築提案図
公共施設の使用料について


質問
蓮田市行政大綱には、自主財源の確保策として使用料の見直しが掲げられているが、公共施設の使用料はどのように決められているか。また見直す場合には、まずガイドラインを策定したうえで見直すべきではないか。

答弁
公共施設の使用料は、施設を管理する所管課ごとに妥当性を鑑み各施設の設置及び管理条例により規定されている。公共施設の使用料については、さまざまな視点と社会情勢や物価の変動、利用者にとって大幅な値上げとならないことを前提に基本的な考え方や統一的な基準の検討を進めている。

質問
無料となっている公共施設の料金を見直してはどうか。
西新宿会館
西新宿会館
答弁
現状として無料となっている施設は、西新宿会館のほかスポーツ施設などがある。根拠法令等がなく無料としている施設については受益者負担の原則を踏まえ有料化の調査を行っていく予定。また、特段の理由により有料化できない施設は、その内容を確認し取り扱いが適正であるかを検証したいと考えている。

議案第51号、第52号、第53号、第56号について
 議案第51号、第52号は、蓮田市消防本部及び本署他1分署にある消防救急デジタル無線設備と高機能消防指令センター設備を更新するもので市民等からの緊急通報を円滑に受信し消防車や救急車を迅速に出動させる装置で合わせて492,690,000円で契約するもの。議案第53号は、第1分団の消防ポンプ車を31,460,000円で、水槽付き(700リットル)に更新取得するもの。議案第56号は、救急自動車1台を30,140,000円で更新取得するものでした。いずれの議案も総員をもって可決成立しました。
第1分団消防ポンプ車
第1分団消防ポンプ車
議案第57号について
 議案第57号は、物価高に直面する市民の家計負担軽減を図るため物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金を活用し市内全世帯(約29,000世帯)を対象に指定ごみ袋(45L(10枚))をシルバー人材センターに委託し、時期は今のところ10月頃から配布する予定です。予算額は、17,251,000円で総員をもって可決成立しました。

議第3号議案(蓮田市議会議員の定数削減に関する条例)について
 6月定例会閉会日(7月8日)に市議会議員9人の提案者の一人として議員の定数を現行の20人から2人減らし18人とする条例案を提出しました。蓮田市議会議員の定数の適正化については、これまで議会運営委員会において検討を行ってきましたが、来年4月に本市議会議員選挙を控えていることから市民への周知期間を考慮しこの時期の提案となりました。  審議の過程では、全国市議会議長会による「市議会議員定数に関する調査結果」等を参考として、人口規模及び産業構造が類似した県内13市を比較対象とし検討したところ、13市の中で、議員一人当たりの人口が少ない方から2番目であることや議員一人当たりの当初予算額が少ない方から2番目であることのほか、議員削減のメリットとデメリットを慎重に考慮した結果、本市の厳しい財政状況から市議会においても自ら身を切る改革が必要との意見が多数となり、一部の委員から「議員定数の削減は多様な市民の声を市政に届ける道を狭め市民の権利を制約する」等の意見もありましたが、質疑、討論、採決の結果、賛成多数で可決しました。
蓮田市議会議員定数の推移
蓮田市議会議員定数の推移